本日朝、フィレンツェの美術館において、欧州連合(EU)の外交・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長であるジョセップ・ボレル氏に対し、アカデミア美術館の館長セシル・ホルベルグ氏が歓迎の辞を述べました。フロレンツィーナで開催された欧州大学研究所の年次サミット「ザ・ステート・オブ・ザ・ユニオン」の第14回開催のためフロレンツィーナを訪れたこのカタルーニャ出身のスペイン人政治家兼経済学者は、過去に訪れたことのあるアカデミア美術館のギャラリーで、約40分間滞在しました。ボレル氏はこのフィレンツェの美術館について一部情報を知っていましたが、以前訪れたことのない部屋の新色、壁の照明、完全な再配置、修復作業に大きな興味を示しました。EUの最高代表は、特にギプソテカ(石膏像室)の内部に滞在し、ソフィア・ザモイスカ伯爵夫人の顔から感じられる平和に感銘を受けました。実際、ここにはフィレンツェのサンタ・クローチェ教会にあるロレンツォ・バルトリーニ作のソフィア・ザモイスカ伯爵夫人墓の石膏模型が展示されています。